解体工事用語集

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あ行

赤瓦(あかがわら)

沖縄の伝統的な木造住宅に使われる屋根瓦。解体時には、再利用を希望される施主様も多く、手作業で慎重に下ろす場合があります。


アスベスト(石綿)

かつての建材に含まれていた有害物質。沖縄でも古いRC造の吹き付け材や屋根のスレート板等に含まれていることがあり、解体前の事前調査と適切な除去が法律で義務付けられています。


雨端(あまはじ)

沖縄の伝統建築で見られる、深い軒下空間のこと。古民家解体の際、この部分の柱の腐食具合などが解体手順に影響することがあります。


洗い出し(あらいだし)

コンクリートの表面を水で洗い、中の砂利を露出させる仕上げ。古い住宅の外構、塀やアプローチによく見られ解体時には通常のコンクリート破片と一緒に処分されます。

生かし取り(いかしどり)

建物全体を壊すのではなく、特定の部材、チャーギの柱、赤瓦、石積みなどを再利用するために壊さないよう丁寧に取り外すこと。


犬走り(いぬばしり)

建物の周囲を囲むように打たれたコンクリートの細い通路。解体見積もりでは、建物本体とは別に外構解体として計算されるのが一般的です。


石積み(いしづみ)

琉球石灰岩などを使った沖縄特有の石垣。非常に頑丈ですが、解体して処分する際は通常のコンクリートガラとは異なる処分費用がかかる場合があります。

運搬費(うんぱんひ)

解体で出た廃材・コンクリートガラや木くずを、処分場までトラックで運ぶための費用で沖縄本島では処分場までの距離や、交通渋滞・朝夕の58号線や330号線などの状況もコストに影響することがあります。


請負契約(うけおいけいやく)

解体工事を依頼する施主・注文者と解体業者が結ぶ契約のことで工事内容、金額、工期などを明確にします。沖縄では台風シーズン(7月-10月)に工期がズレ込む可能性があるため、遅延に関する取り決めを確認しておくのが無難です。

RC造(アールシーぞう)

鉄筋コンクリート造のことで沖縄住宅の主流です。木造に比べて解体に大型の重機が必要で工期も長くなる傾向にあります。


エプロン

道路から宅地へ車が入るための傾斜部分。ここを解体・改修する場合は、道路管理者、自治体などへの申請が必要になることがあります。

お祓い(おはらい)

沖縄で解体工事を始める前に行う最も大切な儀式の一つです。土地の神様や屋敷の神様・ヒヌカンなどへ、これまでの感謝を伝え、解体工事の安全を祈願します。


置き場(おきば)

解体現場で出た廃材・コンクリートガラ、木材、プラスチックなどを一時的に集めておく場所。沖縄の住宅密集地での工事では、この置き場を確保するのが難しいため、こまめにダンプで運び出す計画的な作業が求められます。


重機(じゅうき)

建物を壊すためのパワーショベル・ユンボなどの大型機械のことで、沖縄のRC造住宅の解体では、コンクリートを砕くためのブレーカ-や、挟んで壊す圧砕機などのアタッチメントを装着した重機が活躍します。


汚濁防止膜(おだくぼうしまく)

海に近い場所での解体工事や土木作業で、削れた土砂や汚れが海に流れ出ないように設置するカーテン状の膜。沖縄の美しい海・サンゴ礁を守るために、沿岸部の工事では非常に重要な役割を果たします。


オーバーハング

建物の2階部分が1階よりも外側にせり出している構造のこと。沖縄のRC住宅では駐車場スペースを確保するためにこの構造が多く見られますが、解体時にはバランスを崩さないよう、特殊な支え・サポートを入れるなど慎重な手順が必要になります。


送り状(おくりじょう)

マニフェストのこと。解体で出た産業廃棄物が、どこの処分場へ運ばれ、正しく処理されたかを証明する書類です。不法投棄を防ぐための大切な書類なので、工事完了後に業者から写しをもらうのが一般的です。

か行

解体工事業登録(かいたいこうぎぎょうとうろく)

500万円未満の小規模な解体工事を行うために必要な登録。沖縄県知事の認可を受けている業者かどうかが、安心できる業者選びの基準になります。


外構解体(がいこうかいたい)

建物本体ではなく、門扉、ブロック塀、カーポート、庭木などの建物の外周りを取り壊すこと。沖縄ではヒンプン・目隠し塀の撤去などもここに含まれます。


確定測量(かくていそくりょう)

隣地との境界線をはっきりさせること。解体して更地にした後、土地を売却する場合や新築する場合には、この測量が欠かせません。


ガラ(がら)

解体で出たコンクリートの破片のこと。沖縄の住宅はRC造が多いため、大量のコンクリートガラが発生します。これらは粉砕して路盤材・道路の下地などにリサイクルされます。

基礎(きそ)

建物を支える土台部分。沖縄のRC住宅は重いため、基礎も非常に頑丈に作られています。地面を深く掘ってこれを取り除く作業は、解体工事の中でも時間がかかる工程です。


吸塵機(きゅうじんき)

解体時に出る粉塵(ホコリ)を吸い込む機械。住宅密集地での作業では、近隣へのご迷惑を最小限に抑えるために使用されます。


境界杭(きょうかいぐい)

隣の土地との境目を示す印のことで解体作業中に重機で誤って抜いてしまうと大きなトラブルになるため、作業前に必ず確認し保護・養生を行います。

クラッシャー

重機の先端に取り付ける、コンクリートを強力に噛み砕くアタッチメントのこと。沖縄の分厚いコンクリート壁も、これを使ってバリバリと壊していきます。


杭抜き(くいぬき)

地盤が弱い場所に建てられた建物の場合、地中深く打ち込まれた「杭」を抜く作業。専門の大きな機械が必要になるため、通常の解体費用とは別で見積もられることが多いです。

建設リサイクル法(けんせつりさいくるほう)

一定規模以上の解体工事で、コンクリートや木材などの資源を分別してリサイクルすることを義務付けた法律。着工前に行政(沖縄県や各市町村)への届け出が必要です。


原状回復(げんじょうかいふく)

借りていた店舗や事務所を、入居前の状態に戻すこと。内装解体を行い、スケルトン・骨組みだけの状態にする作業などがこれに当たります。

混載ゴミ(こんさいごみ)

プラスチック、木材、金属などが混ざり合った状態の廃棄物。これらを分別せずに処分場へ持っていくと処分費用が高くなるため、現場で丁寧に手壊しによる分別を行うのがコストダウンのコツです。


コンクリート造(こんくりーとぞう)

沖縄で最も一般的な住宅構造。木造に比べて解体費用は高くなりますが、頑丈な分、壊す際も専用の重機と技術が必要です。


護岸工事(ごがんこうじ)

海沿いの土地などで、波による侵食を防ぐための工事。解体後に土地が崩れないよう、場所によってはセットで行われることがあります。

さ行

産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)

解体工事で発生したコンクリートガラ、木くず、プラスチック、金属などのこと。これらは家庭ゴミとしては捨てられず、許可を得た業者が専用の処分場へ運搬・処理することが法律で定められています。


散水(さんすい)

解体作業中にホースで水をまくこと。沖縄の乾いた気候やRC造の解体では、コンクリートの粉塵・ホコリが激しく舞い上がります。近隣住宅への飛散を防ぐため、常に水をまきながら慎重に作業を進めます。


更地(さらち)

建物を解体し、基礎や埋設物もすべて取り除いて、何も立っていない状態の土地のこと。売却や新築の準備が整った状態を指します。

集成材(しゅうせいざい)

厚さ数センチの板を接着剤で貼り合わせた木材。最近の沖縄の木造住宅でも使われますが、古い民家のチャーギ・イヌマキなどの無垢材とは処分方法が異なる場合があります。

スラブ

建築用語で、鉄筋コンクリート造の床や屋根のこと。沖縄の住宅はスラブ屋根・平らな屋根が多く、解体時はこの厚いコンクリートを重機で慎重に砕いていきます。


すーじぐゎー(路地)

沖縄の古い集落に見られる狭い路地のこと。大型重機が入らないため、軽トラックやミニ重機を駆使したり、一部を人の手で解体手壊ししたりする工夫が必要です。


スケルトン

建物の柱や床などの構造体だけを残し、内装をすべて撤去した状態。店舗の明け渡し時によく行われる解体形態です。

先行解体(せんこうかいたい)

建物本体を壊す前に、まずは内部の畳、建具、断熱材、石膏ボードなどを手作業で取り除くこと。

騒音・振動(そうおん・しんどう)

解体工事に付きものの課題です。沖縄のRC造はコンクリートを砕く際に大きな音と振動が発生するため、防音シートを張るなどの対策と、近隣住民への丁寧な事前説明が欠かせません。

た行

耐火構造(たいかこうぞう)

火に強い建物のこと。沖縄に多い鉄筋コンクリート


立ち会い(たちあい)

工事の前後で、施主様と業者が一緒に現場を確認すること。沖縄ではお隣との境界がブロック塀一枚、あるいは境界が曖昧なケースも多いため、着工前の現状確認はトラブル防止に欠かせません。


単管(たんかん)

現場を囲う養生シートを支える鉄パイプ。沖縄の強い台風でもシートが煽られて倒れないよう、しっかりと地面や建物に固定して組み上げます。


タンク撤去(たんくてっきょ)

沖縄の住宅の屋上によくある貯水タンクを撤去することで、解体工事の序盤で行われる作業で、FRP製やステンレス製など素材に合わせて適切に分別処分します。

地中障害物(ちちゅうしょうがいぶつ)

地面の中に埋まっている古い建物の基礎、浄化槽、コンクリートの塊などのことで、掘り出してみないと分からないため見つかった場合は別途処分費用がかかるのが一般的です。


着工(ちゃっこう)

実際の工事を始めること。沖縄では、着工前に屋敷くっちー・お祓いを行ってから足場の組み立てや散水からスタートします。

つかみ(フォーク)

重機の先端に取り付けるマジックハンドのような部品のことで、木くずやガレキをつかんで分別しダンプへ積み込む際に使用します。

手壊し(てこわし)

重機が入らない狭い路地(すーじぐゎー)や、隣の家と壁が接しているような場所で、職人が手作業で解体すること。騒音や振動を最小限に抑えたい場合にも選ばれる手法です。


適正処理(てきせいしょり)

解体で出たゴミを、法律・建設リサイクル法などに基づいて正しく分別し許可を受けた処分場で処理すること。沖縄の美しい環境を守るため、私たち業者が最も大切にしていることです。

道路占用許可(どうろせんようきょか)

足場が道路にはみ出す場合や、道路に重機を置いて作業する際に警察署などへ出す申請。那覇市など交通量が多いエリアや道が狭い場所では必ず必要な手続きです。


飛散防止(ひさんぼうし)

解体中のホコリやガレキが近隣に飛ばないようにすること。防塵シートを張ったり、作業中にホースで水をまく散水を行ったりして対策を徹底します。

な行

内装解体(ないそうかいたい)

建物の構造体(RCの骨組みなど)は残し、内部の壁、天井、床材、棚、設備機器だけを取り壊すこと。沖縄の店舗リニューアルや、事務所退去時のスケルトン仕上げでよく行われます。


中抜き(なかぬき)

建物の外壁を最後に倒すように、内側から順に壊していく工法。外壁を「壁」として利用することで、騒音や粉塵が周囲に漏れるのを防ぎます。住宅が密集している地域や、細い路地の多い現場で有効です。


生木(なまき) / 庭木撤去

庭に植えられているガジュマル、クロトン、フクギなどの樹木を伐採・抜根すること。沖縄では木に神様が宿るという考えが根強いため、伐採前にお酒や塩でお清めをしたり、ヒヌカン・火の神へのご報告を済ませてから作業に入るのが一般的です。

荷揚げ(にあげ)

解体に必要な道具や資材、あるいは内装解体で出た廃棄物を、高所や階下へ運び出すこと。エレベーターがない古いRC住宅では、手作業での運び出しが工期に影響することもあります。


二次公害(にじこうがい)

解体工事そのものではなく、その作業によって発生する騒音、振動、粉塵などが近隣住民の生活に悪影響を及ぼすこと。これを防ぐために、沖縄の強い日差しの中でも徹底した「散水(水まき)」が欠かせません。

抜き出し(ぬきだし)

コンクリートの中から鉄筋だけを抜き取ったり、木造住宅から特定の柱(チャーギなど)を再利用のために抜き取ったりする作業。分別リサイクルを徹底するために重要な工程です。

根切り(ねぎり)

建物の基礎を取り除くために、地盤を掘り下げること。沖縄の地盤には琉球石灰岩が含まれていることもあり、場所によっては掘削に時間がかかる場合があります。


燃え殻(もえがら)

火災に遭った建物の解体時に発生する、焼けた廃棄物のこと。通常の解体ゴミとは処分方法や費用が異なるため、事前の確認が必要です。

残し物(のこしもの)

解体する建物の中に残された家具や家電、生活用品(残置物)のこと。本来は施主様に処分していただくのがスムーズですが、業者で引き受ける場合は一般廃棄物としての処理が必要になります。


野面積み(のづらづみ)

自然石をそのまま積み上げた沖縄の伝統的な石垣の積み方。古い屋敷の解体時に、この石垣を再利用)するか撤去するかで、作業内容が大きく変わります。

は行

配筋(はいきん)

コンクリートの中に鉄筋を配置すること。解体時には、この鉄筋とコンクリートを重機のカッタ-やクラッシャーで細かく分ける分別作業が、リサイクル費用の抑制に繋がります。


爆裂(ばくれつ)

沖縄の古いRC住宅によく見られる現象。塩害で内部の鉄筋が錆びて膨張し、表面のコンクリートを押し出して剥がれ落ちた状態です。解体時には、この脆くなった部分が予期せず崩落する危険があるため、熟練の重機操作が求められます。


ハツリ(発り)

コンクリートを削ったり、穴を開けたり、砕いたりする作業のこと。重機が入らない場所での手作業や、リフォームに伴う部分的な解体でハツリ工が活躍します。


万力(ばんりき) / 圧砕機(あっさいき)

重機の先端に取り付ける、コンクリートを噛み砕くアタッチメント(通称:パク)。沖縄の頑丈なコンクリートも、これを使って騒音や振動を抑えつつ効率的に解体します。

ヒヌカン(火の神)

沖縄の家庭で最も大切にされている守り神。解体工事の前には、ヒヌカンを一時的に仮住まいへ移動させたり、神様に工事の報告をするウグァン・お願を施主様が行うのが通例です。


飛散防止(ひさんぼうし)

解体中のホコリやガレキが近隣に飛ばないようにすること。高い足場を組み、防塵シートで現場を囲うことが沖縄の住宅密集地では特に重要です。

分別解体(ぶんべつかいたい)

建設リサイクル法に基づき、コンクリート、木材、プラスチックなどを現場で種類ごとに分けて壊すこと。沖縄の環境を守り、処分コストを下げるために不可欠な工程です。


ブレーカー

重機の先端に取り付ける、コンクリートを叩き壊すためのノミのような装置。非常に大きな音と振動が出るため、近隣への配慮が必要な際に使用を最小限に抑える工夫をします。

ベース

建物を支える基礎の底の部分。沖縄のRC住宅は建物自体が重いため、地中深くに大きなコンクリートのベースが埋まっていることが多く、これの撤去が解体終盤の大きな作業になります。


ベニヤ養生(べにやようじょう)

解体中に重機が通る地面や、残しておくべき床面などを守るためにベニヤ板を敷くこと。

防音シート(ぼうおんしーと)

解体時の大きな音を遮断するために足場に張る厚手のシート。沖縄の住宅地では、近隣トラブルを防ぐための必須アイテムです。


補強(ほきょう)

解体作業中に、隣接する建物や残す部分の壁が崩れないよう、支柱を立てて支えること

ま行

マニフェスト(産業廃棄物管理票)

解体工事で出た産業廃棄物が、どこの処分場へ運ばれ、正しく処理されたかを記録する7枚綴りの書類。不法投棄を防ぐための非常に重要な書類で、工事完了後に業者から施主様へ写しが渡されるのが一般的です。


前受け(まえうけ)

工事代金の一部を着工前に支払うこと。大規模な解体工事や長期間の工期になる場合、契約時に取り決めを行うことがあります。


丸太足場(まるたあしば)

現在では金属製の単管足場が主流ですが、沖縄の非常に狭い路地や特殊な形状の現場では、稀に木製の丸太を使って足場を組むことがあります。

見分(みわけ)

工事の着工前や完了後に、施主様と業者が現場で何を取り壊し、何を残すかを最終確認すること。特にお隣との境界線や、残しておきたい庭木・ガジュマル等の確認は、後々のトラブル防止に繋がります。


見積書(みつもりしょ)

解体にかかる費用を詳細に記した書類。沖縄のRC造解体では本体解体費のほかに足場養生費・廃棄物処分費・重機回送費などが細かく記載されているかを確認するのがポイントです。

無垢材(むくざい)

混じりけのない天然の木材。沖縄の古い木造住宅・古民家では、チャーギ・イヌマキなどの貴重な無垢材が使われていることがあり、これらを傷つけずに取り出す生かし取りが行われることもあります。

面積(めんせき) / 延床面積(のべゆかめんせき)

解体費用の算出基準となる建物の広さ。沖縄の住宅は、登記簿上の面積以外に後から増築したサンルームやひさしがあるケースも多いため、現地での実測が重要です。


目地(めじ)

コンクリートの壁やタイルの継ぎ目のこと。沖縄のRC住宅では、この目地部分から雨水が侵入して中の鉄筋を錆びさせ、爆裂の原因になることが多いため、解体時の脆さを判断する目安になります。

木造解体(もくぞうかいたい)

木造住宅を取り壊すこと。沖縄ではRC造・鉄筋コンクリート造に比べて工期が短く、費用も安くなる傾向にありますが、シロアリ被害によって構造が不安定になっている場合は、より慎重な作業が必要です。


戻し(もどし)

解体して掘り起こした地面に、土や砕石を入れ直して平らにならす作業・整地のこと。

や行

屋敷くっちー(やしきくっちー)

沖縄で解体工事を始める前に行う、伝統的なお祓いや祈願のこと。これまで家族を守ってくれた屋敷の神様・屋敷の神・ヒヌカンなどへ感謝し、工事の安全と、土地を離れるまたは新築する報告をします。


山留め(やまどめ)

高低差のある土地を解体する際、隣接する土地の土砂が崩れてこないように支柱や板で壁を作る作業。沖縄は傾斜地や段差のある集落も多いため、安全確保のために非常に重要な工程です。


ヤマトシロアリ・イエシロアリ

沖縄の木造住宅解体で必ず直視することになる害虫。シロアリによって柱がスカスカになっている場合、解体中に予期せぬ方向へ建物が倒壊する恐れがあるため、慎重な重機操作が求められます。

ユンボ

油圧ショベル・パワーショベルの一般的な呼び名。解体現場の主役です。沖縄の狭い路地では、小回りのきくミニユンボが活躍します。

養生(ようじょう)

解体工事中に、騒音や粉塵・ホコリが近隣へ漏れないように現場をシートで覆うこと。また、残しておくべき門柱や床などを傷つけないように保護することも指します。沖縄の強い潮風でシートが飛ばされないよう、しっかり固定することが不可欠です。


余剰人員よじょうじんいん

現場で必要以上の人数が配置されていること。適正なコストで解体を行うためには、現場の規模に合わせた最適なスタッフ編成が求められます。

ら行

ライフラインの遮断(らいふらいんのしゃだん)

解体工事の着工前に、電気・ガス・水道・電話・インターネットなどの供給を止めること。沖縄では特に、屋上の貯水タンクへの給水を止め、中の水を抜く作業が最初に行われます。


ラフタークレーン

不整地でも走行できる移動式クレーン。沖縄の住宅解体では、狭い敷地内で重機を吊り上げたり、重量のあるコンクリートガラを運び出したりする際に活躍します。

琉球石灰岩(りゅうきゅうせっかいがん)

沖縄特有の石材。古い屋敷の石垣・石積みに使われていることが多く、解体時にこれを産業廃棄物として処分するか、あるいは庭石として生かし取り・再利用するかで費用が変わります。


リサイクル法(建設リサイクル法)

一定規模以上の建物解体で、資材を分別してリサイクルすることを義務付けた法律。沖縄の豊かな自然を守るため、業者は行政への届け出と適切な分別が必須となります。

ルーフィング

屋根の防水シートのこと。木造住宅の解体時には、瓦を下ろした後にこのシートを剥がし、木材を露出させてから本格的な解体に入ります。

レベル

土地の高さのこと。解体後、更地にする際にどこまでの高さで整地するかを指します。次に家を建てる際の重要な基準となります。

わ行

枠組み足場(わくぐみあしば)

鋼管を鳥居のような形に溶接した枠を積み上げる足場。沖縄のRCマンションや大型店舗の解体など、強度と安全性が求められる現場で使用されます。


割栗石(わりぐりいし)

岩石を砕いた、こぶし大くらいの石。建物の基礎の下に敷かれていることがあります。これが見つかった場合は、適切に掘り起こして処理します。